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ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
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審査証明


他機関の
評価結果

















            

2016.07.25現在
 
技術
名称
森のタロー 
事後評価済み技術
(2013.03.04)
登録No. KK-040041-V
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-V
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2013.03.12
副    題 細断した間伐材を有効利用した植生マット 区分 製品
分 類 1 共通工 − 法面工 − 植生工 − 植生ネット工
概要
@何について何をする技術なのか?
切土法面の緑化において、細断した間伐材を有効利用した植生マット。間伐材は緑化資材の被覆材として使用することで、保水効果、保温効果、浸食防止効果等を発揮し、さらに、腐食してからは有機物としてなるため、緑化に有効である。
A従来はどのような技術で対応していたのか?
従来の切土法面は二重織の肥料袋付きの植生マットが利用されている。間伐材は、木材としての価値が小さく、産業廃棄物となることが多い。このため、有効な活用方法が求められている。間伐材を緑化に用いる場合、被覆材としては、有効であるが、一方では発芽障害、窒素飢餓を起こす原因となるため、活用できなかった。
B公共工事のどこに適用できるのか?
適用箇所は切土の法面緑化工である。ただし、軟岩地等は除く。

〔目的〕
間伐材を有効利用して緑化を行う。
〔開発の背景〕
@現在の日本の森林の80%以上は人工林であり、間伐を必要としている。しかし、間伐によって発生する間伐材は有効な利用法がなく、産業廃棄物となるため、現状では間伐が進んでいない。
A緑化資材としての間伐材は、保水効果、保温効果等を持つ天然素材であり、植物の生育を保護し、促すことに有効である面を持つが、一方では発芽障害、窒素飢餓といった植物の生育障害を引き起こすという問題がある。
B木材の樹皮等を堆肥化して吹付ける客土吹付工があるが、樹皮を堆肥化するには、コストと時間がかかり、さらには養生させるための広い場所が必要となる。
C堆肥化した樹皮を利用して客土吹付工を行った場合、堆肥化が充分に行われていないと、植物に生育障害を引き起こす。
D客土吹付け工は、大型機械を使用するため山間部、人家裏等の狭窄地、騒音、振動に敏感な都市部では施工が困難である。
〔活用の効果〕
@製品は間伐材を有効に利用しており、製品を使用することによって間伐を促す結果になる。
A間伐材に特殊処理を施し、さらに肥料袋の下に配置することにより、間伐材による植物への生育障害の問題を解決し、間伐材の利点のみを有効利用できる。
BISO9001で管理された工場で生産されている製品であり、品質が均一で、緑化の効果も安定している。
C製品を展開して張り付けていく施工法であるため、狭窄地、都市部でも施工可能。

森のタロー製品写真
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
肥料袋の装着箇所に細断した間伐材を配置、種子シート部に間伐材を原料とする木炭粉を装着した。ネットの原糸には一部綿糸を利用した。
A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
・間伐材による、長期的な肥料効果と共に、保水力、保温力、浸食防止効果が向上し、木炭粉によって、さらに保水性、通気性を高められる。
・木炭粉は微生物の繁殖にも有効に働き、植物との共生関係を良好にする。緑化完了後ネットは綿糸部分が腐食して弱体化し、木本類等の生長による幹の肥大化を妨害しない。
・間伐材に特殊処理を行っているため、間伐材を土壌に施用した場合に起こる植物への発芽障害がほとんど残 らず、間伐材の利点のみを有効利用している。
・間伐材は肥料袋の下に配置されており、常に窒素が供給されるため分解過程において窒素飢餓を引き起こさ ない。このため、植物の生育を阻害することなく、腐植物質となって植物の生育を促進する。
・製品を使用する事により、間伐材をリサイクルし有効利用できるため、森林の間伐を促す。
*窒素飢餓抑制の仕組み*
間伐材が分解する際に窒素を必要とする。このとき、植物と窒素の奪い合いになり、窒素飢餓を引き起こす。
新技術は肥料袋の下に間伐材を配置したため、間伐材が分解時に窒素を消費しても、肥料袋から窒素が供給 されるため、植物が窒素飢餓を抑制することが出来る。
Bその他
標準の種子配合は下表によるが、別途で種子選定の受付は可能である。
標準種子配合
外来草 トールフェスク 
 ペレニアルライグラス 
 クリーピングレッドフェスク 
 レッドトップ 
 ハイランドベントグラス 
 ホワイトクローバー 
 バヒアグラス 
 バーミューダグラス 
在来草 よもぎ 
 めどはぎ 
木本類 やまはぎ 
 こまつなぎ 
 やまはんのき 

構造図
適用条件
@自然条件
発芽気温10℃〜30℃(真夏・真冬の施工は避ける。)
A現場条件
土壌pH:5.0〜7.5程度(酸度が強い場合は炭酸カルシウム、アルカリ性が強い場合は硫黄華などで酸度矯正を行う必要がある。)
土壌硬度:10〜30o程度(10o未満の場合、再締め固めをを行う必要がある。)
B技術提供可能地域
日本国内
C関係法令等
〔環境省:外来生物法〕
・「特定外来生物」に該当するものはない。
・「要注意外来生物」に該当するもの【トールフェスク(オニウシノケグサ)、ペレニアルライグラス(ホソムギ)】はあるが、規制対象ではなく現在は使用している。
浸食防止効果の高い植物がリストアップされ現在代替する植物がない。

〔県条例〕
・例えば、佐賀県条例(佐賀県環境の保全と創造に関する条例)では、上記の「要注意外来生物」内でも使用が禁止されている草種がある。

■「要注意外来生物」や、各県条例で規制されている草種を抜いて、種子配合を変更することは可能である。
但し、早期緑化ができず発芽にムラが出ることが予想され、浸食防止の点では注意が必要です。
適用範囲
@適用可能な範囲
盛土・切土
法面勾配 1:0.8より緩勾配
土質 砂質土、シルト、粘性土、礫混じり土
土壌PH:5.0〜7.5程度
土壌硬度(山中式土壌硬度) 30mm未満

A特に効果の高い適用範囲
法面勾配 1:1.0より緩勾配
保水性のある土質
土壌PH:6.0〜7.0
土壌硬度(山中式土壌硬度) 粘性土10〜23mm、砂質土10〜27mm
施工時期 3〜6月

B適用できない範囲
岩盤のり面

C適用にあたり、関係する基準およびその他の引用元
道路土工 のり面工・斜面安定工指針
留意事項
@設計時
土壌pHが5.0〜7.5の範囲から外れる場合、酸度が強い場合は炭酸カルシウム、アルカリが強い場合には硫黄華などを土壌に混和して酸度矯正を行う。
A施工時
アンカーピン、止釘は地山に密着するように打込み、製品が浮かないように施工する。
のり長が10m以上の場合は製品を継ぎ足して施工する。
B維持管理等
発芽直後に、高温(30度以上)乾燥(降雨なし)が一週間以上続いた場合は散水する。
Cその他
現場等、屋外で製品を保管する場合は、降雨時に濡れないように注意して保管する事。
室内で保管する場合、なるべく湿度の低い、涼しい場所で保管する事。
製品は購入後3ヶ月以内に使用すること。(倉庫で保管した場合。)

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