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ものづくり
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審査証明


他機関の
評価結果

















            

2016.12.08現在
 
技術
名称
車両検知システム「カーデル・カークル」 
事後評価済み技術
(2016.08.04)
登録No. HK-110022-VE
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-VE
活用効果調査は不要です。(フィールド提供型、テーマ設定型で活用する場合を除く。)

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2014.09.09
副    題 ソーラー電源と無線を利用した工事現場出入口付近での工事車両の接触事故対策 区分 システム
分 類 1 仮設工 − 施工管理 − 施工管理 − その他
分 類 2 共通工 − その他  
分 類 3 電気通信設備 − 電子応用設備 − 管理用カメラ、センサー設備 − センサー
概要
@何について何をする技術なのか?

●工事車両が工事現場出入口から車道へ出場する際に、一般車両や歩行者との接触事故を防止するシステム。

●交通誘導員の補助として、あるいは交通誘導員の配置に適さない場所での交通安全対策として活用できる。

●本技術は、用途別にカーデルおよびカークルの2つのシステムがあり、工事車両出入口付近を通行する車両や人に対し、工事車両の出場が迫っていることを警報器の光と音で注意喚起するシステムを「カーデル」と称し、現場を出場する工事車両運転手に対し、工事車両出入口に接近する走行車両があることを警報器の光と音で通知するシステムを「カークル」と称する。

【カーデルについて】(センサーは現場内に設置・低速車両検知用)

カーデルのセンサーには方向判別機能別付きパッシブセンサーを適用している。
特定方向(センサーの左から右など)に通過したもののみを検知するよう設定し、信号をセンサーからパトランプユニットへ無線で送信する。
この仕組みを利用し、工事車両出口付近にセンサーを設置し、場外に設置したパトランプで、付近の歩行者や一般車両に対し、工事車両の接近を通知し注意を促す。
なお、カーデルは低速車両検知専用であり、最大時速30km未満のもののみ検知が可能。

【カークルについて】(センサーは現場外に設置・一般車両検知用)

カークルのセンサーには赤外線照射センサーを適用しており、方向判別ユニットとの接続で車両等の進行方向を判別する。
工事現場を出場しようとする運転手に対し、接続する路線を走行する接近車両の存在を通知する目的に利用可能。
あらかじめ付近の平均的な走行速度を調べ、それに応じて現場の車両出口から相応の距離(100m以内)にセンサー2台(A・B)を1.5〜2m程度の間隔で設置し、両センサーに正対して赤外線反射板を設置する。
センサーは現場の車両出口から遠い順にA、Bとし、AからBの方向に車両が通過したときのみ無線信号を発し、現場車両出口内に設置したパトランプを作動させ、注意を促す。


A従来はどのような技術で対応していたのか?

●交通誘導員による交通整理を行っていた。

●看板により注意喚起を行っていた。


B公共工事のどこに適用できるのか?

●見通しの悪い工事現場等の車両出入口付近。

●片側交互通行路。

●田園型事故が想定される見通しのよい交差点。

車両検知システム「カーデル」「カークル」概略図
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?


【カーデル・カークル共通】

●交通誘導員を配置している現場では誘導員の補助として機能する。

●ソーラー電源を採用しているため、電源配線工事の必要がない。

●センサーとパトランプユニットの通信に特定小電力無線を使用しているため、通信配線工事が不要で断線のリスクがない。また、これによりメンテナンス性が向上する。

●センサーとパトランプユニットの通信可能距離は、見通し良好の場合、最大100m程度。オプションの無線中継器を用いれば延長可能(通信可能距離は見通し良好の場合1台につき最大100m程度)。

【カーデルについて】(センサーは現場内に設置・低速車両検知用)

●交通誘導員の配置に適さない場所には、車両出入口に対する注意喚起として看板やミラーの設置で対処していたものの、走行車両の接近をタイムリーに通知できなかった。本技術はタイムリーに車両の接近を通知できるため、安全性が向上する。


【カークルについて】(センサーは現場外に設置・一般車両検知用)

●センサーとパトランプユニットの連係に特定小電力無線による通信を採用していることにより、有線通信ではケーブル延長に拘束されていた走行車両検知場所と注意喚起場所の間隔を、より遠くまで引き離せるため、高速走行する車両の接近も、車両が注意喚起場所に到達する前に通知することが可能で、接触事故を極力回避することができる。


A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)

●交通誘導員を補助する目的で設置した場合、人為的ミスをカバーし安全性が向上する。

●交通誘導員の配置に適さず、看板やミラーのみの設置で注意喚起していた現場の安全性が向上する。

●同機能の類似システムと比較し、電源確保に伴う工事や調達の必要がないため、初期費用が低減する。

●電光掲示板との連動が可能で、注意喚起性能が向上する。

●田園型事故が予見される場所での採用は、標識の設置のみの場合と比較し、運転手への注意喚起性能が向上する。

車両検知システム「カーデル」
適用条件
@自然条件

ソーラーパネルを使用するため、日照を確保できる場所に設置する。

【カーデル・カークル共通】

●ブザー付きパトランプ 使用可能周囲温度: -10℃〜+50℃

●特定小電力無線機 使用可能周囲温度: -10℃〜+50℃

●バッテリーチャージャー 使用可能周囲温度: -10℃〜+40℃

【カーデル】

●車両検知センサー 使用可能周囲温度: -25℃〜+50℃

【カークル】

●車両検知センサー 使用可能周囲温度: -25℃〜+60℃

●方向判別ユニット 使用可能周囲温度; -15℃〜+55℃


A現場条件

【カーデル】

特になし。

【カークル】

特になし。



B技術提供可能地域

●技術提供地域について制限なし。


C関係法令等

●特になし。
適用範囲
@適用可能な範囲

【カーデル】

●センサーの最大検知距離は最長部6m。

●カーデルの警報器(ブザー付きパトランプ)は一般車両や通行人向けに場外に設置するため、交通の支障になるなどの迷惑にならない設置場所を確保すること。

【カークル】

●赤外線照射センサーと赤外線反射板との間の有効検知距離は最大11mのため、幅員11m以内の道路に限られる。

【その他】

●カーデルとカークルを同一現場で併用する場合、警報の対象はそれぞれ異なるため、判別を誤らぬよう、それぞれの警報器の設置場所を仮囲いの内外に隔てて遮蔽するなどの工夫を必要とする。


A特に効果の高い適用範囲

●車両出入口付近で見通しの悪い場所。

●工事車両の出入りが多い場所や、一般車両や歩行者が多い場所。

●交通誘導員を配置できない工事現場。

●看板のみで交通の注意喚起を行っている工事現場。


B適用できない範囲

●カークルに関しては、幅員11m以上ある道路。


C適用にあたり、関係する基準およびその引用元

●特になし。
留意事項
@設計時

●一般車両や通行人に危険が及ばない場所であることを確認する。


A施工時

●設置方法は現場の状況に合わせて三脚での据え置きや単管への取り付けでの設置となる。

●設置に際しては、暴風による転倒を防ぐように固定するなど、場所の選定と固定方法に配慮すること(地盤の安定しないところには設置しないなど、場所の選定と固定方法を選択)。

●ソーラーパネルに日照が確保できる場所を選定する(木陰などでは十分に充電ができない場合があるため)。

●交通や通行人に支障のないような、位置や固定方法を選択する。


B維持管理等

●ソーラーパネル、反射板に異物が付着した場合は除去すること。

●利用時間以外は、電源を全て落とすこと。


Cその他

【カーデル】

●パッシブセンサーの最大検知距離である6m以内を車両が通過する位置にセンサーを設置すること。

【カークル】

●赤外線照射センサーと赤外線反射板の有効検知距離である11m以内にセンサーと反射板を正対させること。

●2対のセンサーの設置間隔は1.5m〜2mが適当。0.5mを下回ると方向判別が機能せず、車両の通過を検知できない。

【ソーラーパネル】

●ソーラーパネルによるバッテリーの稼働時間は日照量やセンサーの稼働回数(交通量)により増減する。

●無日照時(夜間、荒天時等)はバッテリーに充電されている電力でシステムが稼働する。

●パネル部に落ち葉や泥等の異物が付着したままの場合、発電量が低下し十分にバッテリー充電されないことがある。

●バッテリー電圧が低下し、太陽光発電による充電が不能となった場合は、付属の充電器(バッテリーチャージャー)により各自で充電すること。

●バッテリーの蓄電量は、付属するソーラーコントローラーのLEDランプで確認できる。

●充電器により充電した場合、半日くらいで満充電となる。

【パトランプ】

●パトランプの標準警報音はブザー音だが、オプションにより音声への変更が可能。

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