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建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2018.07.18現在
技術
名称
2液混合型けい酸塩系表面含浸材CS-21ビルダー 
事後評価未実施技術 登録No. CG-170009-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2017.09.12
副    題 既設コンクリート構造物の表面保護 区分 材料
分 類 1 コンクリート工 − コンクリート工 − その他 
分 類 2 道路維持修繕工 − 橋梁補修補強工 − 表面保護工 
分 類 3 道路維持修繕工 − トンネル補修補強工 − その他 
分 類 4 共通工 − ボックスカルバート工 − 躯体工 
分 類 5 ダム − ダム維持管理工  
概要
@何について何をする技術なのか?

・中性化の進行した既設コンクリート構造物に適用する表面保護材。
・2液混合型のけい酸塩系表面含浸材で、混合直後から一定時間、低粘度状態を保ち、浸透した空隙内でゲル化する性質を有している。コンクリート表面に塗布し浸透させることで、ひび割れ深部を含む表層部を緻密化し、施工後新たに発生する微細空隙を継続的に充填して、水や各種劣化因子の侵入を長期にわたり抑制する。かぶりコンクリートを健全に保つことができ、既設コンクリート構造物の長寿命化に寄与する。

A従来はどのような技術で対応していたのか?

・けい酸塩系表面含浸材、補助剤を別々に塗布することによる既設コンクリート構造物の表面保護工法。

B公共工事のどこに適用できるのか?

・既設構造物の補修工事におけるコンクリートの表面保護工。

例)
・橋梁
・トンネル
・ボックスカルバート
・ダム
・建築物
など
CS-21ビルダー 物性(標準配合)
項目 主剤 + 助剤 → 混合液 
外観 無色透明液体   白色または淡桃白色液体   白色または淡桃白色液体 
主成分 けい酸ナトリウム   水酸化カルシウム   けい酸ナトリウム/水酸化カルシウム 
比重(密度:g/cm3) 1.22〜1.26   1.01〜1.05   1.18〜1.22 
pH値 11.0〜13.0   12.8〜13.8   11.0〜13.0 
蒸発残留物(wt%) 30.0〜33.0   1.0〜5.0   25.0〜29.0 
粘度(mPa・s) 7.1   -   5.2 

CS-21ビルダー 主剤・助剤
新規性及び期待される効果
@どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)

・2液を別々に塗布するのではなく、混合した含浸材を塗布するものとした。
・混合直後は低粘度で浸透性に優れており、散水を伴う工程を削減できる。
・混合後一定時間経過するとゲル化し、滞留性に優れている。

A期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)

・主剤はコンクリート中および助剤から補給されるカルシウム成分等と反応物(CSH結晶)を生成して微細空隙を充填し、助剤は経年と共に減少する水酸化カルシウムを補給する性能を有しており、材齢の古い既設コンクリート構造物の表面保護に適用可能。
・これら2液を混合した低粘度の液体材料をコンクリート表面から塗布することで、ひび割れ深部を含む表層部を緻密化させ、継続的に微細空隙を充填することにより、水や各種劣化因子の侵入を長期にわたり抑制し、かぶりコンクリートを健全に保つことができる。
・2液の混合から最大30時間(標準配合・20℃)低粘度の液体状態を保ち、その後、浸透した空隙内で急速にゲル化して滞留し、ゲル化後も主剤の反応は継続、時間経過と共に微細空隙の充填効果が高まる。(ゲル化時間は混合比の変更により調整可能。)
・本技術は、補助剤の塗布、散水を伴う工程を省略できるため、従来技術より83%の工期短縮が可能である。
 
適用条件
@自然条件

■気温
・5℃未満:-2℃以下で凍結するため、低温時の施工・保管には注意が必要。(施工面の指触乾燥確認後であれば、0℃未満となっても問題ない。)
・5℃以上30℃未満:適用可能。
・30℃以上:散水により表面温度をさげることを推奨。

■天 候
・晴天:適用可能。
・曇天:適用可能。
・雨天:適用する場合検討が必要。(施工面に水が溜まらない程度の降雨であれば施工可能。)
・強風:適用可能であるが、飛散防止措置が必要。

A現場条件

・上向き、横向き、下向きを問わず適用可能。(上向きは垂れ防止対策が必要。)
・塗布面は乾燥状態、湿潤状態ともに適用可能。
・ローラー刷毛などによる塗布作業が可能なスペースが必要。
(およそ1m×1m)

B技術提供可能地域

・技術提供可能地域については制限なし。

C関係法令等

・特になし。
適用範囲
@適用可能な範囲

・既設コンクリート構造物。
・注入工法による補修までの必要がないと判断され、漏水がなく挙動の小さい場合のひび割れ補修。

A特に効果の高い適用範囲

・中性化が進んだコンクリート構造物。
・微細ひび割れや打継目などで、劣化が進行した部分。

B適用できない範囲

・セメント成分を含まないもの。(樹脂コンクリートなど。)
・既に浸透性吸水防止材などが塗布され、撥水性が付与されたコンクリート。
・劣化要因にASRや化学的浸食が含まれる場合。
・塗布後、他工法の施工に影響を与えないために、2週間以上の期間が確保できない場合。

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元

引用元:
・土木学会発刊 コンクリートライブラリー119 表面保護工法設計施工指針(案) 工種別マニュアル編P.143〜187 表面含浸工マニュアル
・土木学会発刊 コンクリートライブラリー137 けい酸塩系表面含浸工法の設計施工指針(案)
・コンクリート工学会発刊 コンクリートのひび割れ調査,補修・補強指針-2009・2013-
留意事項
@設計時

・劣化部など断面修復の必要がある箇所については、事前に処理を行うこと。
・注入工法などによるひび割れ補修が必要な箇所については、事前に処理を行うこと。
・打ち放し仕上げを原則とするため、施工後早期に接着や被覆等を伴う他工法を併用する場合は、検討が必要。
・駐車場、屋上、地下、水槽などの躯体防水を目的とする場合は、他の工法が優位になる可能性がある。
・新設コンクリート構造物の表面保護を目的とする場合は、他の工法が優位になる可能性がある。

A施工時

・CS-21ビルダーの含浸を阻害する付着物(はく離剤等の油脂類、さび、レイタンス等)については、事前に除去し、ほこり等も清掃すること。
・アルミやガラスなどに付着すると除去し難いため、施工時にコンクリート以外の部分に直接触れないよう養生などの対策が必要。
・助剤は混合前に沈殿物がなくなるまで攪拌を行うこと。
・「主剤」に「助剤」を混合する手順を遵守し、混合は素早く行うこと。
・ゲル化時間は標準配合の場合、混合比や温度により変化するため、混合後施工できる量ずつ混合すること。
・ゲル化が始まった材料は使用せず、混合した状態で保管しないこと。
・保管場所は、直射日光の当たる所や温度が40℃以上になる場所を避ける。(冬季は凍結をさけるため、屋内に保管するなどの対策が必要。)
・取り扱い中は保護マスク、保護メガネ、不浸透性の保護手袋、前掛け等を着用し、直接皮膚に触れないようにする。
・効果は施工に左右されるため、知識・経験を有する管理者(アストン技士/技能士)が必要。

B維持管理等

施工後の管理
・曝露状態を保持。(特に対策の必要なし。)
*経年後については、通常のコンクリート面と同様に、CS-21ビルダーの再塗布の他、各種コンクリート用補修・補強工法の適用が可能。

Cその他

納期
・受注後5営業日以内に出荷。
・5000kg以上は納期の確認が必要。