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ものづくり
日本大賞
国土技術
開発賞
建設技術
審査証明


他機関の
評価結果

















            

2018.11.15現在
 
技術
名称
ゲリラ豪雨対策用高排水性舗装工法(TNベース) 
事後評価未実施技術 登録No. CB-130008-A
事前審査 事後評価 技術の位置付け(有用な新技術)
試行実証評価 活用効果評価 推奨
技術
準推奨
技術
評価促進
技術
活用促進
技術













旧実施要領における技術の位置付け
活用促進
技術(旧)
設計比較
対象技術
少実績
優良技術
 



 
活用効果調査入力様式 適用期間等
-A
活用効果調査入力システムを使用してください。

上記※印の情報と以下の情報は申請者の申請に基づき掲載しております。 申請情報の最終更新年月日:2013.07.12
副    題 都市型水害減災機能を有する路面下貯水・排水システム 区分 工法
分 類 1 舗装工 − 特殊舗装工 − 特殊舗装工 − その他
分 類 2 環境対策工 − その他  
概要
@何について何をする技術なのか?
本工法は、ゲリラ豪雨時、集中豪雨時の雨水について、高排水性を特長とし、路面下へ瞬時に通水し、空隙内部で貯水が可能で、流末まで排水(の流速)制御ができる都市型水害減災対策用舗装工法。

a) 高空隙率であるため、ゲリラ豪雨時でも、路面下に雨水を瞬時に通水し、貯水、横方向に排水できる。また、その排水量・排水速度の制御が可能。(空隙率、骨材粒径、埋設管等によるパッシブ制御、または、流末排水量を調節するアクティブ制御が可能。)
b) 雨水の流入は施工部の路面全体であるため、落葉やごみ等によって流入口が閉塞されることがない。
c) 路面下で雨水が流れるため、施工エリア内の側溝の布設を不要とすることができる。
d) 施工エリア外からの雨水の流れ込みも通水できる透水係数を備える。
e) POCの結合材比率を小さくすることによる高い空隙率と、表層に基層より小さい粒径の骨材の組合せ使用により目づまりを防止する。
f) 路盤材を使用せず、路床のセメント系改良等を行い、施工性を高めた調合のPOC(ポーラスコンクリート)を、直接施工することで長期的に安定な構造を実現し、路面の凹凸、損傷の発生を防止できる。


A従来はどのような技術で対応していたのか?
従来は、透水性舗装としてアスファルト、インターロッキングブロック等で対応されているが、雨水流出量の低減効果が小さく(流出係数0.95程度)、次のような欠点があった。
a) 透水性に関して、水害対策となりうる工法はなく、特に二次製品の場合、低空隙率で透水係数が低く、豪雨時には雨水が路面を流れる。
b) 豪雨時には、雨水の流入孔(桝やグレーチング等)は、落葉やごみによる排水障害が生じ、冠水することが多い。
c) 従来の透水性舗装では、若干の雨水浸透を想定するのみであり、外部からの流入には対応できない。
d) インターロッキングブロック等では砂塵等による目づまり、アスファルトでは熱影響による目づまりを起こしやすいため、透水性を長期に確保することが難しかった。


B公共工事のどこに適用できるのか?
a) 建物内外構、歩道、駐車場、公園、パブリックスペース等。
b) 排水溝の暗渠化による生活道路幅員の有効活用。屈曲、凹凸の多い箇所での水路、親水護岸等。
c) 緑化部や芝生区域(下部のPOCにより貯水・排水が可能)。例:道路の分離帯、路肩、公園、建物屋上、芝生グラウンド等。
ゲリラ豪雨対策用高排水舗装工法(T.N.ベース)の概要
 T.N.ベース  
 内容 備考 
断面構成 (表層) 天然砂利(樹脂) (標準仕様) 
   表層には各種施工法がある。 
断面構造 (基層) POC (多孔質構造) 
断面構造(路床) 地盤改良 (セメント系等) 
透水係数 1〜3cm/s程度 (JCI基準案による測定) 
水平方向透水係数 5〜8cm/s (自由流下) 
意匠性 表層色の選択自由 芝(人工、天然)、透水土等も可能) 
耐久性 普通車通行可 複層(表層)による高耐久性実現 
路面温度上昇抑止性 高い 空隙・保水性による 
造作性 桝周り、周縁部も容易 仕上(施工)の柔軟性 
施工性 打設しやすい 高ワーカビリティ調合 
空隙率 20〜35% 35%以上も可能 
圧縮強度 10〜15N/mm2 (コア供試体による) 

T.N.ベースの駐車場への適用例
新規性及び期待される効果
(1) どこに新規性があるのか?(従来技術と比較して何を改善したのか?)
a) 適切な骨材粒径、高い空隙率、有孔管等により、雨水の貯留または流速制御機能を付与できる構造。すなわち、降雨を路面下に瞬時に通水・貯水し、時間差をもってPOC内で水平方向に排水できる。また、基層に有孔管を備えることにより排水速度を高めることができ、必要に応じて打設を厚く、管径を大きくすれば排水量・貯水量が増大する。
b) 本工法は、路盤材等を使用しない工法で路床をセメント系改良等を行い、施工性の高い調合のPOCを直接施工することで、路面下に貯水しても長期的に路面の凹凸、損傷の発生を防止できる。
c) 表層に、基層より小さい粒径の骨材を使用し、さらに高い空隙率を確保した複層構造とすることで長期的な目づまりを防止し、従来工法では必要だった目詰まりの回復等のメンテナンス作業を軽減させることができる。
d) 基層POC(指定調合)はワーカビリティが高く、また従来では難しいとされていたプラントにおける製造及び搬送、施工面においても取り扱いやすい品質となっている。

(2) 期待される効果は?(新技術活用のメリットは?)
a) 豪雨時に、降雨だけでなく区域外からの大量の水流があっても路面下に貯留・時間差排水でき、都市型水害減災対策となりうる。また、危険な水位となるまでに非難経路・非難時間を確保できるなど、都市住民の安全性が高まる。
b) 豪雨時にも路面全体から雨水を導引・吸収でき、落葉やごみで閉塞することがない。表層と基層の空隙率・空隙径を設計することにより、長期的にも目づまりを防止でき、メンテナンスも容易である排水性舗装。施工区域からの雨水の流出係数を低減する。
c) 路面下に大量の水を含んでも路床が軟弱化せず、構造に影響を与えない。
d) 表面の排水勾配を必要とせず、二次製品等の加工・カット作業が不要となり、意匠性も向上する。また、施工性が高いため、適用可能な箇所が増える。
e) 表層は色が選べるバリエーションがあり、また他に、天然芝、人工芝等、さまざまな表層施工が可能である。
f) 路面下に瞬時に雨水を取り込む構造ではあるが、排水の流速が側溝や舗装表面の流水に比べて小さいため、路床や周辺緑地に水分供給しつつ、濁水の発生を防止できるメリットがある。
g) 水害対策のための貯水施設等の規模を大幅に低減できる。

T.N.ベースの歩道等への適用例
適用条件
@自然条件
一般的な居住域、都市・郊外であれば施工可能。
雨天時、屋外のPOC打設は行わない。また、寒冷時(気温5℃以下の場合)、POC打設は行わない。



A現場条件
一般的な建物の内外構、公園、歩道、駐車場等において施工可能。
POCの製造プラントからの運搬時間の制約は、普通コンクリートと同等。



B技術提供可能地域
基本的には、制限なし。ただし、準備に時間を要する地域あり。



C関係法令等
特になし
適用範囲
@適用可能な範囲
一般的な住空間、都市、及び水害による浸水対策が必要な地域、またその上流地域となる範囲。さらに、雨水の流出抑制施設を奨励している地域。
・住宅、事業所、公共施設等の内外構、パブリックスペース
・歩道、公園等。分離帯、路肩(車道については要検討)
・緑地、グラウンド等(の路面下)
・建物屋上


A特に効果の高い適用範囲
・歩道、パブリックスペース等・・・とくにゲリラ豪雨による都市型水害が懸念される地域の対策法になる。
・公園、駐車場・・・雨水の浸透や地下貯留機能に適し、樹木への水分供給が対応可能。
・店舗、商店街・・・路面の温度上昇を抑制し、粉じんの防止効果も有する。意匠性も高い。
・公共施設、店舗等・・・バリアフリー化を進めたい場所(側溝のグレーチングや水切りのための段差等もなくせる)。
・建物外構、庭、軒下、階段・・・適用及び施工が容易。自転車、車いすなど水はねがなく、建物の壁等も汚れない。
・緑地・グラウンド、砂利敷きエリア・・・芝生、表土、砂利の下部に複層を構成でき、本来の用途を損なうことなく、貯水・保水機能を付与できる。また、夏期に温度が上がりやすい人工芝グラウンドにおいて、貯水・揚水による冷却効果を期待する場合。
・水まわり、トイレ、玄関等・・・水が路面に残らず、靴底の水切れがよく、快適性が高い。
・洪水予防のための雨水貯水施設の設置が困難な市街地等。

B適用できない範囲
・施工個所より高い位置に、泥土が流れ出す可能性のある箇所(山、畑)では、目づまりが起こるため、適さない。
・直接、可燃物を扱う場所等。

C適用にあたり、関係する基準およびその引用元
特になし
留意事項
@設計時
・適用箇所の排水経路等を確認して設計する。適用箇所に求められる機能(透水・排水性、浸透、支持力、吸音性、熱特性、意匠等)に合わせた複層の仕様および材料とする。
・駐車場等、車両が乗り入れる箇所では、基層POC厚さは150mm程度以上が望ましい。車両通行が多い箇所では、基層の上に、表層の結合材強度を高めたPOC(セメント系)またはPOA等の表層施工が望ましい。
・必要に応じて、目地を設ける。
・路面下に、雨水貯留機能を付与する場合は、貯水容量(厚さ)、流下時間、ゲートバルブ等の排水調整設備、流末接続を考慮して決定する。
・施工範囲の排水勾配が小さい(レベルに近い)場合は、流末水路との接続断面または、排水管断面積を大きくする。


A施工時
・基層POCは、弊社指定配合で、レディーミクストコンクリートプラントから供給を受ける。
・普通コンクリートと同等に、施工時及び養生時には、気象条件、気温を考慮する。
・POC打設および仕上げ機械としては、基本的に専用の仕上機または平面振動機、ローラー、フィニッシャ等を使用する。
・樹脂材料の取扱い時には、換気等に注意する。


B維持管理等
・厳しい共用条件において、はく脱等の損傷がみられた場合、損傷の進行を防止するため、部分的な早期補修を行うことが望ましい。


Cリサイクル
・アスファルトまたは普通コンクリートと同等にリサイクル可能。撤去(一次破砕)及び二次破砕に要するエネルギーは小さい。


Dその他
・弊社または弊社が教育した事業者による責任施工とする。

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